アカハシリュウキュウガモ / Black-bellied Whistling Duck
概要
赤嘴琉球鴨(アカハシリュウキュウガモ)です。カモ科。英語名は『Black-bellied Whistling Duck』(ブラックベリード ウィスリングダック)。直訳するとお腹の黒い口笛吹き鴨。ウィスリングダックやウィスラーというあだ名を勝手につけて親しんでいます。
・見かける頻度 ⭐️⭐️⭐️⭐️
・見分けやすさ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
・写真の撮りやすさ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
・親しみやすさ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
・鳴き声を聞く頻度 ⭐️⭐️⭐️⭐️


見た目と特徴

体長は52cmぐらい、鮮やかなピンクの長めのくちばし、首を伸ばし姿勢正しく佇んでいる姿や、鴨はグァグァと鳴くイメージですが、口笛みたいな鳴き声を出して群れで飛んでいる姿は一目瞭然、見逃すことはありません。
Black-belliedという名の通りお腹は黒いですがパッと見は茶色です。一部の羽(雨覆?)は白色で飛行しているときに目立ちます。目は黒く周りは白くまん丸目。嘴の先端は白くなっています。顔と首の側面はグレーっぽいですが、頭頂から首の後ろまで濃い茶色、背からお尻まで茶色です。オスとメスの区別はよくわかりません。


生息する場所や行動
アメリカ本土では南の州に生息するようです。昔はもっと南でしか見られなかったようですが、徐々に北上し生息しはじめてきていると読みました。ここフロリダ州パームビーチ郡で個体数にすると一番多くいる鴨の一種だと思います。


主に湿地帯や水辺で数羽から群れでいるところをよく見かけます。アメリカオシのように木の上にいたりすることもあります。水面の草を食べているようでした。


撮影・観察後記
シャイでもなく静止してくれるので写真撮影しやすいです。茶色とピンクのコントラストが素敵で、つぶらな丸い目がかわいい鴨ですが、大勢で鳴きはじめると結構うるさいです。
撮影地とカメラ
撮影地:フロリダ州パームビーチ郡
カメラ:ニコンD3300、ニコンD750