『ヤシアメリカムシクイ』フロリダで見かけるかわいい小鳥は、きっとこの子 / 『Palm Warbler』

ヤシアメリカムシクイ

小鳥はやっぱり可愛いなぁ

概要

英語名はPalm Warbler(パーム ワーブラー)、アメリカムシクイ科のヤシアメリカムシクイです。
多種のムシクイの中でもフロリダ州パームビーチ郡では一番頻繁に見かけます。黄色っぽい小鳥がいた!と思ったらほぼこの鳥でしょう。黄色の小鳥は多く生息しますが、黄色っぽい、黄色がかった小鳥というと、この子かYellow-rumped warblerと思います。

特徴

全長13cmぐらいの鳴禽類で、他のムシクイよりも大きめです。チュンチュン鳴きながら、枝から枝へ飛び回っています。
ヤシアメリカムシクイは2つの亜種があって、アメリカ西部のムシクイはお腹のところが白っぽい部分が多く、東部のムシクイはお腹が西に比べ黄色いそうです。フロリダ州は両種渡ってきているというのですが、西のお腹が白っぽいムシクイをよく見かけます。東の子はそもそも個体が少ないのでしょうか?


生息する場所

草むらの茂み、林のきわ、低木、フェンス、水辺が近くにあるところで見かけます。
秋になるとフロリダ州に一番早く渡ってくるムシクイがこの子だそうです。

オスとメスの区別

オスとメスの区別は見ただけでは判断がつかないと書いてありました。
よく見かけるのはこの薄い色の子。
かわいいですよね。

たまに見かけるのは頭の上の茶色い部分が特に濃く全体的にも濃い子。繁殖時期らしいです。発色が良くカラフルなスタイルだと一般的にオスというイメージですがわかりません。

行動

尾を上下に動かす姿をよく目にします。
ムシクイはたくさんの種類がいて判別するのが難しい時がありますが、この動作でヤシアメリカムシクイだということがわかります。

珍しい光景に遭遇しました。
これは恋のダンス?
きっとカメラのシャッター音に惑わされ、異性だと間違えてダンスしてしまったのでしょうか。
このように野鳥を混乱させないように、シャッター音は小さくするようにしたいですね。


地面に降りて虫を探しているとき。

ピンボケですが、この子は全体的に黄色いので東の子でしょうか。

・見かける頻度   ⭐️⭐️⭐️⭐︎⭐︎
・見分けやすさ   ⭐️⭐️⭐️⭐︎⭐︎
・写真の撮りやすさ ⭐️⭐️⭐︎⭐︎⭐︎
・親しみやすさ   ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
・鳴き声を聞く頻度 ⭐️⭐️⭐️⭐︎⭐︎

編集後記

フロリダに生息する小鳥の中でも見つけやすい種類ですが、すばしっこくなかなか思うように撮らせてもらえません。何枚も撮っているうちにやっと数枚お気に入りの写真が出来ましたのでアップデートしました。

撮影地とカメラとレンズ

撮影地:フロリダ州パームビーチ郡
カメラ:ニコンD3300、ニコンD750

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