『カタアカノスリ』愛しています。の一言!

カタアカノスリ

32番目に紹介するのは、私の愛するカタアカノスリ。英名はRed-shouldered hawk レッドショルダードホークです。肩のところが赤っぽい色なのでこの名称がついたのでしょう。タカ科の猛禽類でオスは全長約48cm、メスは約54cmでオスよりも大きいそうです。羽を広げると約90から127cmぐらいあり飛んでいる姿は優雅です。水辺の近くの落葉樹や針葉樹、フロリダではヤシのの木の上に巣を作ったりしています。日本に生息するノスリに似ているのではないでしょうか。

アメリカ合衆国では東部とカリフォルニアの沿岸に生息するようですが、地域によって外見が少し違うようです。ここフロリダ州で生息するカタアカノスリは頭部が薄いグレーっぽく、胸のボーダーも薄い色だそうです。
この辺りでは最も一般的な鷹の一種で3月から5月にかけてよく見かけます。でも常に観察できるわけではありません。繁殖期に巣の場所を知っていれば、観察する機会が増えます。ヒナが幼鳥となって巣立った後は親鳥を見る頻度が減り、幼鳥も飛行範囲が広がり見られる機会も少なくなります。

リスやネズミ、生まれだばかりの他の幼鳥も、鋭い爪でつかみ木の上や地面などで食しています。他の鳥、特にキタオナガクロムクドリモドキと空中チェイスしている姿も見かけます。

・見かける頻度   ⭐️ ⭐️⭐︎ ⭐︎ ⭐︎
・見分けやすさ   ⭐️⭐️⭐️⭐︎⭐︎
・写真の撮りやすさ ⭐️⭐️⭐️⭐︎ ⭐︎
・親しみやすさ   ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
・鳴き声を聞く頻度 ⭐️ ⭐️⭐️⭐︎ ⭐︎

見つめ合っちゃったもんだから、一目惚れしましたー❤️ ふくよかなのでメスかな?
下からショット
翼を広げてイメトレ中?
翼の使い方がまだよく理解できないのかな?バタバタしていました。
幼鳥ではありますがキリリとした顔立ち。胸部の模様もまだらです。成長と比べ全体的に黒っぽい印象です。

私はフロリダに来るまで自然には興味がありましたが野鳥観察には特に興味はありませんでした。
でもこのカタアカノスリ出会ってから野鳥に深く興味を持ち始めました。親鳥が巣を作り始め、卵を産み、その卵が孵化しヒナが生まれ、巣立っていく過程を見ているからかもしれません。愛着度100%です。
この鳥たちが生きていくのに必要な自然界が無くなることなく、生態系を崩さずいつまでも生存し続けていけることを願うばかりです。

撮影地:フロリダ州パームビーチ郡
カメラ:ニコンD3300、ニコンD750、キャノンパーワーショットsx50
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